Tauri v2 CLI ツールをインストールする

Recipe ID: env-004

Tauriアプリケーションの開発には、プロジェクトの構築、開発サーバーの起動、アプリのビルドなどを管理するコマンドラインインターフェース(CLI)が必要です。
ここでは、最新のTauri v2 CLIをインストールする手順を解説します。

1. 推奨されるインストール方法 (Node.js)

フロントエンド開発にNode.jsを使用している場合(多くのTauriプロジェクトが該当します)、プロジェクトごとに開発用依存関係 (devDependencies) としてCLIをインストールすることを強く推奨します。これにより、プロジェクトごとに異なるTauriのバージョンを管理できます。

npm を使用する場合

npm install -D @tauri-apps/cli@latest

Yarn を使用する場合

yarn add -D @tauri-apps/cli@latest

pnpm を使用する場合

pnpm add -D @tauri-apps/cli@latest

実行方法

プロジェクト内にインストールした場合、以下のコマンドでTauri CLIを実行します。
# npm
npm run tauri [コマンド]
# 例: npm run tauri dev

# yarn
yarn tauri [コマンド]

# pnpm
pnpm tauri [コマンド]

2. Cargo を使用したグローバルインストール (Rustのみの場合)

Node.jsを使用しない場合、あるいはシステム全体でTauriコマンドを使用したい場合は、RustのパッケージマネージャーであるCargoを使用してインストールします。

cargo install tauri-cli --version "^2.0.0"

この方法でインストールすると、ターミナルで直接 cargo tauri [コマンド] として実行できます。

3. インストールの確認

インストールが正しく完了したか確認するために、以下のコマンドを実行してバージョン情報を表示させてみましょう。

# npmの場合
npm run tauri info

# Cargoの場合
cargo tauri info

出力結果には、OSの情報、Node.js/Rustのバージョン、そしてTauri関連パッケージのバージョン一覧が表示されます。
「Environment」セクションにエラーが表示されていなければ、環境構築は順調です。

補足: v1 から v2 への移行

もし以前に Tauri v1 のCLI(tauri コマンド)を使用していた場合、v2向けにアップグレードする必要があります。
@tauri-apps/cli パッケージは、インストール時に自動的に最新版(v2系)が選択されますが、古いグローバル設定が残っている場合は競合に注意してください。