Git の設定と .gitignore を適用する

Recipe ID: env-016

Tauri プロジェクトを Git で管理する際、不要なファイル(ビルド生成物など)をコミットしないように .gitignore を適切に設定する必要があります。
create-tauri-app でプロジェクトを作成した場合、自動的に .gitignore が生成されますが、その内容を理解しておくことは重要です。

推奨される .gitignore 設定

プロジェクトルートの .gitignore には、フロントエンド用と Rust 用の両方の除外設定が必要です。

dist
target
node_modules
.DS_Store
.idea
.vscode
*.log
src-tauri/target
src-tauri/gen/schemas

除外すべき重要なファイル

1. node_modules/: フロントエンドの依存パッケージ(非常にサイズが大きい)。
2. src-tauri/target/: Rust のコンパイル生成物。これは数GBになることがあり、絶対にコミットしてはいけません。
3. dist/ (または build/): フロントエンドのビルド成果物。
4. .env: 環境変数が書かれたファイル(シークレットキーなどを含む場合があるため)。

src-tauri/gen

Tauri v2 では src-tauri/gen フォルダにスキーマファイル等が自動生成されることがあります。
これらをコミットするかどうかはプロジェクトの方針によりますが、自動生成されるものであれば除外しても構いません。
公式テンプレートでは src-tauri/gen/schemas が除外対象になっていることが多いです。

すでにコミットしてしまった場合

もし誤って target/ などをコミットしてしまった場合は、以下のコマンドでインデックスから削除し、.gitignore を適用し直します。

git rm -r --cached src-tauri/target
git commit -m "Remove target directory from git"